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【Python入門】データ型を学ぼう

Python データ型

今回はPythonのデータ型を学んでいきます。

目次
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Pythonで扱えるデータ型は6種類

Pythonで扱えるデータ型は以下です。

データ型の種類
  1. 整数型
  2. 文字列型
  3. リスト型
  4. タプル型
  5. 辞書型
  6. 集合型

整数型

整数型はC言語やJavaのint型のことを言います。

サンプルコード

num = 100
print("number:",num)

実行結果

number: 100

文字列型

文字列型は、その名の通り文字列を格納する変数です。C言語のstring型がそれにあたります。

サンプルコード

str1 = "iPhone"
str2 = 'Macbook'

print("str1:",str1)
print("str2:",str2)

実行結果

str1: iPhone
str2: Macbook

文字列型はシングルクォーテーションとダブルクオーテーションどちらも使用することができます。

参考書やサイトによって囲うクオートに違いはありますが、どちらも同じ意味合いとなります。

改行を含む文字列はクオートを3つ使用する

文字列に改行を含むデータを格納したい場合は、シングルクォーテーションかダブルクオーテーションを3つ囲みましょう。

サンプルコード

str3 = """明日の
天気は
晴れです"""
print(str3)

実行結果

明日の
天気は
晴れです

リスト型

リスト型はC言語の配列にあたります。複数の要素を1つの型で扱えるのでデータ解析する際には必須の型になります。

サンプルコード

list1 = [1,2,3,4,5]
list2 = ["iPhone","Macbook","AirPods"]
list3 = [True,False,True,False]
list4 = [1,"Macbook",False]

for item in list1:
 print("list1:",item)

for item in list2:
 print("list2:",item)
 
for item in list3:
 print("list3:",item)
 
for item in list3:
 print("list4:",item)

実行結果

ist1: 1
list1: 2
list1: 3
list1: 4
list1: 5
list2: iPhone
list2: Macbook
list2: AirPods
list3: True
list3: False
list3: True
list3: False
list4: True
list4: False
list4: True
list4: False

リスト型は括弧([ ])で囲った中にカンマ区切りで値を格納していきます。

データ型の種類は、int型や文字列型など複数の型を含めることができるのが特徴。

要素を取り出す際は、for文で簡単に取得できます。

タプル型

タプル型はリスト型とほとんど同じ書き方です。丸括弧で囲うことでデータを格納することができます。

サンプルコード

tuple1 = (1,2,3,4,5)
tuple2 = ["iPhone","Macbook","AirPods"]
tuple3 = (True,False,True,False)
tuple4 = (1,"Macbook",False)

for item in tuple1:
 print("tuple1:",item)

for item in tuple2:
 print("tuple2:",item)

実行結果

tuple1: 1
tuple1: 2
tuple1: 3
tuple1: 4
tuple1: 5
tuple2: iPhone
tuple2: Macbook
tuple2: AirPods

リスト型との違いは、要素の内容を変更できないところです。C#でいうところのconstがそれにあたります。

辞書型

辞書型は複数の要素を「キー」と「値」の組み合わせで格納するためのデータ型になります。タグ付けで登録するハッシュのようなものと考えましょう。

サンプルコード

dic = {1:"iPhone", 2:"Macbook", 3:"AirPods"}

print(dic[1])

実行結果

iPhone

辞書型では波括弧({ })でキーと値をコロン(:)で分けて登録していきます。区切りはカンマを使います。

各要素へアクセスしたい場合は、

変数名[(アクセスしたいキー)]

でアクセスできます。

キーは文字列でも可能

キーと呼ばれると数値を連想しますが、文字列でも可能です。

サンプルコード

dic = {"001":"iPhone", "002":"Macbook", "003":"AirPods"}

print(dic["001"])

実行結果

iPhone

リスト型と辞書型の違いは、リスト型がインデックスで要素にアクセスするのに対して、辞書型はキー(文字列や数値)でアクセスします。

辞書型は要素の並びがバラバラでもキーとセットなので、書き直す手間が省けるのも特徴です。

プログラミングする上でリスト型も辞書型も利用する頻度は多いので、ぜひ覚えておくようにしましょう。

集合型

集合型はタプル型やリスト型のように複数の要素を扱えます。違いは要素に順番を持たないということ。

また、集合型には重複した要素を持てない特徴があります。

サンプルコード

set1 = {1,2,3,3,"iPhone","Macbook","Macbook"}

for item in set1:
 print(item)

実行結果

1
2
3
iPhone
Macbook

集合型では特定の要素にアクセスすることはできません。理由は先ほど説明した通り、要素と組み合わせるキーが存在しないためです。

集合型は主に集合演算で使われます。

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この記事を書いた人

都内の精密機器を作っている会社に勤務している14年目のエンジニアです。趣味は美味しいものを食べることとゴルフ。プログラムについて今まで学んだことをわかりやすく発信するサイトを目指しています。

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